公務員試験について

公務員とは?

日本においては、公務員とは厳密に言えば職業や職種ではなく地位で、国ないしは地方公共団体の職に現にある者すべてを言う。その者の職の選任方法の如何を問わず、また職が立法、司法、行政のいずれの部門に属しているかも問わない。会社員という用語が本来会社と雇用関係を有する者全てを差し、職業や職種を指しているのではないのと同様のことである。したがって、官公庁(日本の行政機関)の職員の場合、その官公庁職員が職業であり、公務員とはその職業の責務と権限に基づき定められている地位のことである。故に実質的に保護司や消防団員のような、ボランティア的要素を持つ非常勤の、また公立図書館やハローワークの一般職員のような非正規雇用の公務員も存在している。

Wikipedia より引用

私、サンデーの身内には地方公務員がおりまして話を聞くと、採用されるや否や、公務員倫理なるものを教え込まれるそうです。「市民の奉仕者」「中立性」「信用失墜行為の禁止(法を守れ)」と耳にタコができるほど聞くらしい。公務員と言うのは、どうしても何か事を起こすと「メディアの格好のエサ」となるので、相当神経を尖らせているようですね。

しかしながら、公務員とは人気の職業。「なりたい職業ランキング」などでは、毎回上位に入ってきます。不況ともなると、より一層その傾向が高くなる。公務員は基本的に売上げなどの利益を追求する民間企業と違い、公平なサービス」を求められる。民間企業は営業の売上げノルマなどがあったり、経営破綻など倒産のリスクが付きまとうが、公務員は「親方日の丸」ということで、そのリスクが限りなく少ない(北海道夕張市が破綻したのが有名だが)ので、安定した収入と基本的にはクビにならないという身分保障が魅力なのだろう。

公務員試験の内容

ひとくちに「公務員試験」といっても、受験資格が受ける職種などによって様々です。特に、自分がなりたい公務員の年齢制限には注意が必要です。高卒程度の採用試験では20代前半まで、大卒程度では30代前半までなど色々なので、しっかり調べておきましょう。

このHPでは、基本的に一般職の試験勉強をやっていきます。公務員上級となると、「教養試験」「専門試験」があり、試験時間が短いので時間との戦いとなります。できるだけ早く、正確に回答できるようにするには基本をしっかりと学ぶことも必要だが、それ専用の解法なるものがあったりします。特に問題数の多い数的処理は、どれだけ早くこなせるかがポイントとなります。

教養試験は、一般知能分野一般知識分野で構成されています。一般知能分野では文章理解・数的処理、一般知識分野では社会科学・人文科学・自然科学・時事が出題される。範囲が相当広いので、絞って勉強するにもどこを削るかが難しいです。

  • 文章理解・・・英語・現代文・古文
  • 数的処理・・・数的推理・判断推理・資料解釈
  • 社会科学・・・政治・法律・経済・社会
  • 人文科学・・・世界史・日本史・地理・思想・文化芸術
  • 自然科学・・・物理・数学・化学・生物・地学

 

専門分野では、行政系・法律系・経済系と大きく分けて3つがある。上記した一般知識分野をさらに掘り下げた内容となっている。

  • 行政系・・・政治学・行政学・社会政策・国際関係
  • 法律系・・・憲法・行政法・民法・労働法・刑法
  • 経済系・・・経済原論・財政学・経営学

勉強方法

内容を見るとウンザリするほどの科目数ですよね。しかし、全ての科目を必死に勉強している人は少ないと思います。では、どれを取捨するのでしょう?重要度を星で表してみました。

文章理解

10問近く出題されます。手が抜けませんね。

  • 現代文☆×5・・・これと言って勉強というほどでもないかと思います。いわゆる国語の問題です。
  • 英語 ☆×4・・・3問程度の出題があるので落としたくない。大学入試程度の英語力があれば通用する。
  • 古文 ☆×1・・・1問出るくらい。得意に越したことはないが、苦手ならそっとしておいても良い。

数的処理

公務員試験の30%~40%を占める最重要科目

  • 数的推理☆×5・・・やるっきゃないです。そうなりゃ、楽しくやりましょう。このHPもここメインです。
  • 判断推理☆×5・・・これも楽しくやりましょう。パズル的要素があって、意外と楽しいです。
  • 資料解釈☆×4・・・真面目な人ほど苦労するかも。コツを掴めば、得点源になる。

社会科学

☆×5

政治・法律・経済などは専門分野で出てくるジャンルとなるので、あえて社会科学の勉強をする必要はないかと思う。社会では、社会問題・国際関係・時事なども含まれるので、この辺りは新聞を読むことで培われる部分でしょうか。速攻の時事などの本を頼るのも1つの手ですね。

自然科学

☆×3

物理・数学・化学・生物・地学と理系出身でもなかなか手の焼く分野。物理は???の方、時間を他の勉強に回してもいいかもです。数学も漠然としていて勉強しづらいが関数とかが多いかも。化学もハイレベルな問題はないので、化学式ができれば。生物・地学は完全に暗記科目。ここは抑えておきたい。

人文科学

☆×2

世界史・日本史・地理・思想・文化芸術などから、2~3問が出題される。日本史や世界史が好きなら問題ないが、苦手なら広範囲となるので無理する必要はないか。コストパフォーマンスが悪い分野なので、苦手なら後回しだろう。


行政系専門分野

☆×3

政治学・行政学・社会政策・国際関係とあるが、どれを取っても暗記科目。しかし、結構覚える量の割にはもう1つコストパフォーマンスが良くない。直前期に目を通す感じか。

法律系専門分野

☆×5

憲法・行政法・民法・労働法・刑法とあるが、憲法と民法で10問程度出る。これは、これから先も覚えていると色々と役立つものが多いので、やっておく必要がある。法律系は専門科目の王道ですね。

経済系専門分野

☆×4

経済原論(ミクロ・マクロ経済)で10問程度出るので、放っておけない。しかし、微分などアレルギーがある人もいるだろう。なので、すこしづつやっていこう。苦手な人は、ここを捨てる人が多いです。やっておけば、かなり有利に立てる教科である。財政学や経営学は、余裕があればという程度で。

まとめ

こうして見てみると、やはり数的処理が最重要科目となっているのがわかる。公務員試験は6割~7割で合格と言われています。数的処理だけで3割強あるので、重点的にやる必要があります。サンデーも元々文系なのでかなり苦しみましたが、楽しく解けるとグングン伸びます。これが他の科目にも波及するので、いっぱい問題を解いて行きましょう。