【判断推理】駐車場の車

白のセダンの台数は
問題
とある駐車場における駐車状況において以下のことがわかっている。
- ア 車の種類と台数は、セダンが72台、ワゴンが40台、ミニバンが88台であり、それ以外の車種はなかった。
- イ 白の車の台数は90台、銀色の車の台数は64台あり、白銀以外の色の車も何台かあった。
- ウ 銀色の車の種類と台数はワゴンが10台、ミニバンが30台であった。
- エ 白でも銀色でもないワゴンの台数は、白のワゴンの台数の4倍であり、白でも銀色でもないミニバンの台数より10台多かった。
このとき、白のセダンの台数として正しいのはどれか。
1 40台 2 42台 3 44台 4 46台 5 48台
※解答は画像の下にあります
解答
まず初めに表を作成し、情報の整理を行います。その際に、重要になってくるのが合計です。「ア」に書かてれいますが、「合計」という言葉を使っていないので、サラッと流してしまいがちです。
車の合計 72 + 40 + 88 = 200(台)
したがいまして、白、銀以外の色は、200 – (90 – 64) = 46(台) となります。
また、表より銀のセダンは 64 – (10 – 30) = 24(台) であることもわかります。
次に、白のワゴンの台数を「x台」と便宜上置きます。条件エにしたがってその他の色のワゴン、及びその他のミニバンを次のように表します。
ここでワゴンの合計について、次の等式が成り立ちます。
ワゴン : x + 10 + 4x = 10
これを解くと、x = 6 が得られます。それを表に入れていきます。
あとは合計からわかっている数を引いて、残りの空欄を埋めていきましょう。
解説
これまでの判断推理では、表の中に「〇・×」などで対応関係をみていたが、今回は数字を入れていきました。この表さえ組み立てれば全く難しくない問題です。こういった数表を作れるようになるのは、問題の数をこなしていくしかないです。判断推理は、表さえできれば当てはめていくだけの場合がほとんどです。練習あるのみ!
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