【判断推理】X’mas プレゼントに何をもらったの?

もらったプレゼントを探し出す問題
問題
ある幼稚園の行事で、6人の子供A~Fが、サンタクロースに1個ずつプレゼントを頼んだが、その内訳は3人が積み木・2人が絵本・1人がぬいぐるみであった。サンタクロースは頼まれたプレゼントをその数だけ用意し、それぞれの子供達に配った。しかし、包み紙が全て同じであったため、プレゼントを配る子供を間違えてしまい、頼んだとおりのものをもらった子供は1人だけであった。
次のア~エが分かっているとき、確実に頼んだとおりのプレゼントをもらったといえる子供は誰か。
- ア BとCは同じものを頼んだ。
- イ Dは絵本を頼んだ。
- ウ AとF、DとEはそれぞれ同じものをもらった。
- エ Cはぬいぐるみをもらった。
1. A 2. B 3. C 4. D 5. E
※答えは画像の下にあります。
解答
判断推理の問題の大前提として、自分で表を作る作業が必要である。情報の整理が重要である。
条件ア・イを使って、B・Cが何を頼んだのかを考えてみよう。プレゼントは3種類だけなので、1つずつ当てはめてみることにするが、2人が同じものを頼んだのだから、ぬいぐるみは1人しか頼んでないので間違いとわかる。
では、B・Cが絵本を頼んだと仮定する。するとイの条件で、「Dは絵本を頼んだ」とある。これだと絵本を頼んだのは、B・C・Dの3人となってしまう。したがって、絵本も間違いであると判明する。
したがって、B・Cが頼んだ物は、「積み木」と判明した。AとF、DとEが同じ物を受取ったので、それぞれに印を表に入れておく。そうするとこうなる。
※ △・▲は同じ物を表す
では実際にもらったプレゼントについて検討していく。
条件ウよりA・F / D・Eはそれぞれ同じ物をもらっているが、それは絵本と積み木のどちらかである。また、Cがぬいぐるみをもらっていることがわかっているので、Bはぬいぐるみではなく、積み木か絵本となる。
ここでまたわかることがある。仮にBが▲ならば、A・B・Fの3人が同じ物、つまり「積み木」をもらったこととなり、Bが△ならば、B・D・Eがこれまた「積み木」となり、結局Bがもらった物は3人がもらっているので、Bがもらった物は、「積み木」だとわかる。
したがって、頼んだものを受け取ったのは、Bであることがわかった。
答え 2
解説
最初にも書いたが、判断推理でやらなくてはならないことがある。
- 条件を推理する
- 条件を見やすく整理する
- 複数の条件を統合する
- 行き詰まったら仮定する
そして今回は表を書いたが、全て埋まらなかった。しかし答えは出た。この問題、結局Bが積み木をもらったのがわかったけど、A・FとD・Eのどちらかが積み木であるはずだが、この条件ではそれが判明しない。
大事なのは、答えを見るけることであって、表を埋めることではない。
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